妖怪から鉄道、住宅まで、イベント会場は大盛況!
― ARやVRの企画開発に取り組んでいるとのことですが、どういった分野で活かされていますか?
田村 当社ではARやVRの技術を活かしたイベントやコンテンツの企画・制作に取り組んでいます。なかでも地域の活性化に役立てられたらいいなと考えています。
― それは面白そうですね。これまでどんなイベントを手掛けたんですか?
田村 特に話題を集めたのは「妖怪ストリート」として有名な商店街でのアトラクションです。特殊なゴーグルを覗きながら歩くと、現実の風景にいろんな妖怪を見ることができる仕掛けです。想像以上の反響があり、開発者としてテレビにも出演したんですよ。起業から間もなくのことで、どこか自分のこととは思えない感じでした(笑)。
鉄道博物館や住宅展示場でも、それぞれ違ったテーマでARやVRの技術を用いたイベントを行い、いずれも好評でした。
都ソフトウェア様と西陣産業創造會舘の共通点!?
田村 古都として知られる京都から先進的な技術を発信している点も、注目を集めた理由だと思います。こうしたギャップの面白さで言えば、西陣産業創造會舘と似ている気がします。芸術性が漂うレリーフなどレトロな外観にもかかわらず、セキュリティにはICカードを用いたオートロック方式といった先進技術が導入されているからです。
― 安心して仕事に打ち込めますね。業務も捗るのではないでしょうか。
田村 近くを流れる川辺には遊歩道があり、気分転換に訪れています。ちなみに遊歩道は七夕まつりの会場にもなっていて、燈籠の灯りが川面に映る風情は幽玄そのもの。私はまだ入居から2周年を迎えたばかりですが、毎年恒例のお楽しみになりそうです。
入居者のコラボでビッグプロジェクトに挑戦したい
― 西陣産業創造會舘の居心地についてはいかがですか?
田村 入居者共用の会議室を来客との打ち合わせに使えることが有り難いですね。オフィスにはゲームでゲットしたぬいぐるみを置くなど、自分にとって居心地のいい空間を作っています。
入居者には親しくしているところも多く、気が合うあまり廊下で2~3時間話し込むことも(笑)。IT系からバイオ系まで先進的な企業が多いのも特徴で、お互いの強みを活かしたコラボレーションも可能だと考えています。いつかはみんなで社会に貢献できるビッグプロジェクトに挑戦してみたいですね。
会社情報
Room | 2号室 |
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会社名 | 都ソフトウェア株式会社 |
代表者 | 代表取締役 田村 翔 |
公式ホームページ | http://miyakosoftware.co.jp/ |